会長あいさつ

ようこそ公益財団法人 富山県消防協会へ

 このたび、富山県消防協会会長に再任させていただきました。
昨年7月、会長に就任して、はや1年が過ぎようとしております。
この間、前会長を引き継ぎ、消防思想の普及や消防技術の向上発展を図るとともに消防団等の活性化及び消防設備の充実強化の推進や、防災体験学習施設である県の広域消防防災センター・四季防災館の指定管理者として管理運営に取り組んできたところであります。
 さて、本県は、平成25年においても出火率が全国最小で、平成3年から23年連続という輝かしい記録を達成する見込みです。これは、ひとえに、県民一人ひとりの火災による悲劇を繰り返してはならないとの高い防火意識と、消防関係の方々の地道で粘り強い防火活動の賜であります。
 この輝かしい記録を次世代に引き継ぐため、今後とも、県民一丸となって日々火災予防に努め、火災のない安全で安心して暮らせる富山県の実現のため、活動を進めてまいります。
 県内には15消防団があり、9,537名の消防団員が活動しておりますが、団員数の減少や高齢化に加え、会社勤めの団員が増加し、昼間の災害対応力が低下するなど、消防団を取り巻く環境は厳しさを増しているところであります。
 こうしたなか、昨年12月、「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」が定められ、住民の積極的な参加の下に、消防団を中心とした地域防災力の充実強化を図り、もって住民の安全の確保に資することとされたところであります。
 当協会では、これまで、消防団員の資質向上のため、県の広域消防防災センターの最新設備等を活用した消防団員の基礎教育、幹部教育による資質の向上に努め、また、幼年少年等の次世代消防団員の育成のため、四季防災館における幼年少年・婦人防火クラブ、自主防災組織など県民に対する各種災害体験を通した防火防災意識の普及啓発に取り組んできたところであります。
 今後とも、消防団の重要な使命を再認識し、高い志気のもと、訓練を重ね、より精強な組織づくりに励み、地域住民の期待と信頼に応え、災害の防止と被害の軽減に努力していく所存でございますので、皆様のご支援、ご協力をお願い申しあげます。


      

平成26年5月30日
公益財団法人富山県消防協会
会 長  高 野 行 雄